2016年1月31日日曜日

南部ツアー終了

今日で南部ツアーが終わりました。

昨日はアラバマからジョージア州のメイコンへ。やはりアトランタで渋滞にひっかかりましたが、余裕を持って出ました。


演奏したのは時代を100年遡ったかと思えるような空間 Little Carnegie of the South。実際に1800年代に作られた建物。自分の音楽とはちょっと違った雰囲気かと思いましたが気に入ってもらえたようでよかったです。


    



ステージには2台のスタインウェイのピアノが。


このような上品な雰囲気ですが、ここメイコンもエリアによって廃れた所も多く、犯罪など深刻な問題を抱えている町で、そういう部分も今回いろいろと見ました。アメリカのいろんな場所で同じような問題があると思いますが中々解決は本当に難しいと思いました。


今日は朝にメイコンを出発して北のダルトンという町へ。テネシー州に近い山がきれいな所でした。この辺りまで来るとアパラチア山脈の一環で落ち着きます。



ジョージア州ダルトン


この日は自分の他にブルーグラス畑のシンガー/フィドラーのベッキーバラーのバンドが出ました。やはり南部の人にとってはこういう音楽が好きなんだなあというのが客席で見ていて伝わってきました。


開演前










 ベッキーのバンド。

ここのところずっと演奏する側だったので久しぶりに客席からライブを楽しませてもらいました。

2016年1月29日金曜日

アラバマ


ジョージア州での演奏を終えてアラバマ州に入りました。昨日演奏したのは、タスカルーサという町。アトランタから南西へ3時間程。この町は大学があるためインターナショナルな生徒も多いということでライブも様々な国籍の若者が足を運んでくれました。日本の方も来てくれました。





南部に来るときの自分の楽しみはバーベキュー。日本で言うバーベキューとはまたイメージが違うと思います。今日はこのタスカルーサでも最もオーセンティックなArchibaldsという店。ほんとに小さな店で1962年からやっているという老舗。バーベキューも極めてシンプルですが最高でした。










        



バーベキューを堪能した後は次の町フォートペインへ北上。ここはカウボーイの町という感じの印象で昨日のインターナショナルな雰囲気はほとんどないです。



演奏したのは昔の煉瓦の建物をリノベートしたとても雰囲気の良い空間。この日はライブと同時に録音もして後に編集した後ラジオとして流れるということです。なので途中でインタビューコーナーもあったりしたのですが演奏はいつも通りやりました。




    




終わってこの日のコンサートを取り仕切っていたラッセルと。


明日からまたジョージアに戻って残り二つコンサートです。




2016年1月25日月曜日

サウスキャロライナ ー ジョージア

  
南部ツアー始まりました。今回の雪のストームのため急遽前日にニューヨークのJFK空港からテキサス経由でサウスキャロライナに飛びました。なんとか辿り着けて一日目は、ブラフトンという町でライブでした。


      



          
会場の入り口には「鉄砲おことわり」。さすが南部です。



二日目はジョージアに移動して州北部でライブの予定でしたが、雪のためキャンセルになりました。ということでアトランタに取りあえず滞在。



           
サウスキャロライナの泥の河。ナマズがいそうです。




翌日はアトランタ郊外のクラブ、Velvet Noteでの演奏。フットボールと重なっていたにもかかわらず、新しい人、懐かしい人も来てくれました。一年に一度戻ってくる場所がここにもあるのは嬉しいです。この日は2セットだったのでいろいろと即興的なところを増やしてやってみました。



今週はあと5つこちらでコンサートです。


2016年1月21日木曜日

グレンフライ

デイビッドボウイも亡くなりましたが、イーグルスのグレンフライも数日前亡くなったとニュースを見ました。

イーグルスは自分にとってとても大切なバンドの一つ。リードを取れるシンガーが何人もバンドにいてそれぞれの声が楽しめるバンドでした。そしてグレンが歌う曲はどれもなんとも甘く、優しい魅力に溢れていました。

この77年のライブはすごく良かったです。グレンフライの歌うLyin Eyes見て下さい。



2016年1月18日月曜日

ニュージャージーギターソサエティー

今週はニュージャージー州のギターソサエティーでゲストアーティストとして演奏してきました。

自分の演奏の前に、オープンマイクというのがありソサエティーのメンバーが1、2曲演奏しましたが、なかなかみなさんバラエティーもあり楽しませてもらいました。

自分のコンサートではギタリストからの質問コーナーなどもあり、ギターソサエティーならではのコンサートでした。このようにギターを通して普段はいろんなことをしている人達が繋がっているのはほんとにいいなと思った一日でした。


2016年1月13日水曜日

アメリカでの今年最初のライブ

日本から帰ってきて時差ぼけの中アメリカでの最初のライブにコネチカット州のハートフォードまで。霧雨のような天気で寒かったですが、演奏した教会は威厳のあるところで目覚めました。

徐々に新しい曲も増やしつつ、以前からの曲の精度も上げていきたいと思っています。そして即興的なフリーな部分も加えて毎回違う部分を作ることで、聞いているお客さんに加えて演奏する自分自身もいつも新鮮で緊張感のあるスタンスでいれたらと考えています。



写真は近所の電車から。この車窓からの眺めを見るとニューヨークに帰ってきたなと実感します。

2016年1月8日金曜日

初ライブ


新年の初ライブが終わりました。今年のライブは東京からスタートです。

演奏したのは青山のHaden Books。かなり良い雰囲気のスペースです。オーナーの林下さんが空間をとても大切にされておられるのが伝わってきます。天井も高く気持ちよく演奏できました。





           


先月から書いていて年が明けてやっと出来た2曲と年が明けてから書いた曲を1曲、計3曲をこのライブで初めて披露しました。まだつめていくところはたくさんありますが、年の最初のライブで出来て自分としては気持ちがいいキックオフとなりました。



           


この日は懐かしい友人やミュージシャンもかけつけてくれて嬉しかったです。お客さんとの暖かい雰囲気のなか演奏できました。



      
終演後残ったミュージシャン(伊藤ゴローさん、コトリンゴ、tico moonの影山さん)とオーナーの林下さんと。

次のライブは今週日曜日、コネチカット州のハートフォードです。あっちはかなり冷え込んでいると聞いています。覚悟して風邪をひかないようにいこうと思います。


2016年1月2日土曜日

new year


2016年を迎えました。

曲を作ることを考えたり、いろいろとアイデアを試したりしていた年末でした。相変わらず時間だけ取って出来上がるものが少ないという時間と結果が伴わないのは今も昔も同じですが、それでも曲作りが特に最近の自分にとってのキーであると思います。

そして「バランス」。どんな人でもいろんなことと関わり合いながらやっていくなかで、どうやっていろんなことの均衡をコントロールしていくか。当たり前の話ですが、ちょっとした崩れが大きな変化をもたらしたり、逆に良くなる場合もあると、自分を含め、近い周り、そして世界を見ていてもそれを感じることが多いです。

最近は音楽にもいろんな他のものや情報が付随してその総合的なもので判断されたりすることが多いと思いますが、その本来の音だけにフォーカスしてそこから出て来るものを形に出来ればと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いします。