2014年4月27日日曜日

Hudson River


今週はハドソン川上流のAthensという町でのコンサートに行ってきました。今回はマンハッタンから電車、アムトラックで約2時間ちょっとでハドソンという町に到着。そこで迎えに来てくれていたスタッフの車で川の対岸の目的地まで30分ほど。古くてこじんまりとした町でした。




  Arhens。昔はマンハッタンから穫れた鯨をこの上流まで運びそこで解体していたそうです。Hudsonの町のマークに鯨が描かれている理由が分かりました。

このコンサートではコンサート後のレセプションとB&Bも用意されていました。コンサート会場からすぐのところでのレセプションで来てくれたお客さんとの交流を楽しみました。普段ここまでみなさんと深く話すことはなかったりしますが、昨晩はこのような場が設けられていたのでいろいろと話し込めてよかったです。



泊めてもらったB&B。由緒あるホテルということで、トムクルーズ主演の映画"War of the Worlds" の撮影でも使われたそうです。同じく出演していた女優のダコタファニングが滞在した部屋に泊めてもらいました。



コンサート後のサイン風景。今回は演奏写真を忘れました。



ハドソン川。流れがほとんどなく湖のようでした。肌寒く木々はこの辺りはまだ芽吹いていませんでした。

2014年4月13日日曜日

マサチューセッツ


マサチューセッツのグロウスターというところへ行ってきました。前回書いたギター3人のイベント"Artistry of the Guitar"です。ボストンからさらに北へ1時間ほど、海のすぐそばの町で今も漁業が盛んなところだそうです。

今回はやはりいろいろと勉強になりました。



Peter Janson。彼のギターを生で見て、聴いて正直参りました。音色が最高でした。マイクのみを使うというこだわりもよかったです。また共演したいです。



今回の主催者、Ken Bonfield。これが彼のトレードマークの「ハープギター」。弾かせてもらいましたが弾きこなせるには相当の年数がかかりそうです。よくもギターをいろいろ持ち替えてチューニングも変えて弾けるものだなあと感心します。







翌朝大西洋は輝いていました。ニューイングランドも少しずつ芽吹き始めてました。




帰りにボストンに寄った際、昔アメリカに来てすぐの頃に住んでいた家の近くまで久しぶりに行ってみました。音大時代のいろんなことを思い出しながらこの周りを歩きました。



そして昔時々通った懐かしのベトナム料理屋へ。定番のPhoを注文。


2014年4月11日金曜日

Artistry of the Guitar


今週はまた別の3人のギタリストによるコンサートです。このイベントの名前は"Artistry of the Guitar"。「ギター芸術」という感じでしょうか。二日間に渡るこのコンサートで自分は一日目の出演でKen BonfieldとPeter Jansonという二人のギタリストと自分という構成です。最初は各々のソロセットをやってから休憩後は3人でコラボをやるという企画で楽しそうです。この二人のアコースティックギターマスターからいろいろと学ぶことも多そうです。

最近こっちのギタリストを見ていて思うのはシンプルですが楽器を鳴らすということに長けていることでしょうか。おそらくそれも意識していないのでしょうが、手の大きさと厚みもその要因となっていると見ていて思います。



2014年4月8日火曜日

3Guitars


土曜日はロングアイランドにあるハンティントンという町でのコンサートでした。この町にあるFolk Music Society of Huntingtonという団体が主催しているイベントでこのソサエティーは今年で45年目ということで非常に長い間フォークミュージックに関わっています。

今回はフィンガースタイルギターに焦点をあてたコンサートで自分の他に二人のギタリスト、アメリカ人のHoward EmersonとカナダからBob Ardernと3人でのコンサートでした。




演奏したのは町の教会。いい感じの雰囲気でした。



今回のコンサートでは3人が順番に一曲ずつ演奏していくという形でした。英語でSong SwapもしくはRound Robinと言うのですがフォークのライブではよくある形態です。ちょうど3人というのは良い人数で演奏する方もなかなか楽しめました。


今週末はまたこの3ギターコンサートですが、今回はまた違った二人のベテランのアコースティックギタリストKen BonfieldとPeter Jansenとの共演です。こちらも楽しみです。

2014年4月6日日曜日

ローチェスター


ニューヨークの北部のオンタリオ湖のそばにあるローチェスターでのコンサートへ。ローチェスターは今回で4度目。着いてまず驚いたのが、まだ冬の最中という感じで寒く雪が残っているということです。

まず到着してすぐにラジオ局のインタビューへ。この番組には前回も出させてもらいましたが、ホストのScottは本当にナイスな人でいつもこのスタジオに来ると暖かい気持ちになります。







演奏したのは全米でも指折りの楽器屋、ベルヌンジオミュージック。置いてある楽器の量と質に驚かされます。



ラジオの後楽器屋にてバンジョーを一つ一つ弾き比べしました。





今回はアンコールで人前で弾いたことの無い自分の曲を弾きました。タイトルもまだついていない状態だったのですが終わってから何人かの人達が、「こんなタイトルはどう?」とアイデアをくれ、その中の一人の男性が言ってくれたタイトルに決まりました。そのタイトルは、"Another Great Day To Be Alive"。彼は70代の人で、一日一日を若いときに比べて感謝するようになり今日この曲を聴いてそんな気持ちになったと言ってくれました。



ライブ終了後の一枚。左から店のボスJohn, 奥さんのJulie、音響を担当してくれたRyan。
今回もまたお世話になりました。