2014年1月28日火曜日

スプリングフィールド/グリーンウィッチ


先週末は、マサチューセッツとニューヨーク北部と続けて行ってきました。

マサチューセッツ州はスプリングフィールドという町へ。この町は州で3番目に大きな町で、バスケットボール発祥の地としても知られています。この季節というのもあって、非常に寒い遠征でしたが、皆さん暖かく迎えてくれました。







スプリングフィールドのBing Arts Center


二日目は更に北へ向かいニューヨーク州北部のグリーンウィッチという町でのコンサートでした。向かう途中から吹雪いてどうなるかと思いましたが、なんとか目的地へ辿り着きました。


板張りの構造+高い天井ということもあって、自分の音楽には持ってこいの環境でした。


最近はこのセットが定番です。年々シンプルに。




ぐっとお客さんが聴き込んでくれるような場所で、これまで演奏した中でも最も心地よいステージでした。雪の中足を運んでくれた皆さんに感謝です。




翌朝起きると雪の世界で、気持ちのいい朝でした。

2014年1月20日月曜日

ペンシルバニア



ペンシルバニア州での演奏を終え帰ってきました。行ったのはピッツバーグに近い州の西にあるジョンズタウン。ピッツバーグと同じくかつて19世紀の終わりから鉄の産業で栄えた地域です。かつて栄えた面影が、今も残る鉄工場や建物から垣間みることができ古いアメリカを感じた数日でした。




演奏したVOMA。150年前の教会を改装してライブやイベントをやっています。





ペンシルバニア州でも東部のフィラデルフィアとはまただいぶ違う雰囲気でした。鉄の時代にこの町に最初に住み着いたのが東ヨーロッパ系の人達で、今でも東欧の教会などもたくさん残っていました。

二日目はギターのワークショップをして、夜はブルースのライブがあったのですが、後半で飛び入りをすることになり、久しぶりにブルースを楽しみました。その後、かなり遅い時間だったのですが、雪の中スラブクラブというスロバキア系の人たちのバーへ。地元の人達と過ごした夜でした。



丘の上からの一枚。マイナス15度の寒さでしたが気持ちよかったです。



昼間時間があったので散策に出たもののあまりの寒さに30分もせずにギブアップして戻ってきました。

今回もまた違うアメリカの姿を見れました。アメリカの現実、いろんな問題など、地元の人達との時間の中でいろいろと考えさせられました。そして音楽的にはアメリカ人は本当にブルースが好きだということを痛感しました。


2014年1月17日金曜日

One String



先週までの寒波が去って今週は少し寒さがやわらいでいます。日本も寒いみたいですね。

日本から嬉しいカードが届きました。いつもライブに来てもらっている方からのもので、とてもセンスのいい8枚の写真からなるカードです。表題は"One String"(一本の弦)で
す。



使ったギターの弦の切れ端を撮影されたもので、ギターを弾く自分にとってはよく見る弦の切れ端に変わらないはずが、こうして一枚の写真としてまとめられるとまた違った風に見えるのが不思議です。どうもありがとうございました。


今週末はペンシルバニア州はピッバーグに近いジョンズタウンという町でのコンサートに行きます。ペンシルバニアは非常に横に長い州で、約7時間の行程です。どんな所か楽しみです。





2014年1月5日日曜日

Snow


新しい年になりましたがみなさんどんな新年を迎えられているでしょうか。

アメリカには11月末にサンクスギビングがあり、年末にクリスマスという2つの大きなイベントがあるため、お正月、3が日のような感覚はあまりありません。が、日本人としてやはり年の始まりは何かいつもと違う特別な数日間という感覚はあります。

こちらは数日前から雪でおまけにすごい寒さのため雪もとけずに残っている状態です。気温が低いため雪もさらさらしています。






年末からコンサートもなかったので、最近はエレキも少し練習しています。長い間これまでギターを弾いてきても、数日弾かないとまるで自分が初心者になったように思えてきます。ギタリストの友達の中には全くウォームアップなしにいきなりライブ本番でも全然大丈夫というタイプもいますが、自分はそういうタイプではないなと鈍った指を動かしながら改めてそう感じています。